週末にお手軽一泊旅行に行って来た。
行き先はロンドンから車で１時間半の
ソールズベリー　バース　そしてコッツウォルズ。

ソールズベリーの目的はただ１つ。
２０年前にお世話になったホストファミリーに会いに行く事！
高校の時に２週間ホームステイでお世話になったご夫婦。
最初の数年だけ手紙の交換をしていたのだが
いつの間にかなくなり全くの音信不通状態に。

今回ロンドンに引っ越すにあたり
実家で昔の写真やら手紙をあさって当時のものを発見し
数枚持参して来たのだ。

２０年も前の事なので私もほとんど記憶もないし
連絡も取り合っていなかったので
まだその場所に住んでいるのかどうなのかも分からないが
唯一分かる連絡先の住所をナビに入れて行ってみる事にした。

住所付近にたどり着いても全く記憶が蘇らない。
どの家だったかも思い出せないのでドアナンバーだけを頼りに
何とか見つけたその家のドアをノックした。
ドキドキ。。。

すぐに初老の何となく面影のある女性の姿が。
「突然驚かせてごめんなさい。○○さんですか？」と訪ねると
「Yes」との答えが！
「OMG!実は私２０年前にここに住まわせてもらった○○です。
覚えているか分からないけど会いに来ました」と伝えると
急に笑顔になりぎゅっとハグをしてくれて
持参した写真を見せると
「あなたの事覚えているわよ」と涙を流して
突然の訪問を喜んでくれた。

その後お互いの近況や家族の事などを話した。
残念ながらお父さんは数年前に病気で亡くなったとの事。
時間がなかったので３０分程の滞在だったが
去る時にお母さんは
「こんなに嬉しいサプライズは初めて！いつでも泊まりにいらっしゃい。
あなたは私の娘の一人よ」と言いハグをして別れた。

こんな奇跡ってあるんだなぁ。
ロンドンに引っ越して来た奇跡。
変わらず同じ家に住んでいた奇跡。
２０年振りに再会出来た奇跡。

たくさんの奇跡に心から感謝です。
人生って本当に何があるか分からないから
後で後悔のない様に出来る事は思い立った時にするものですね。
これを機にまたこれからも交流を深められたら幸せです。