ニュージーランドの医療, 腰痛

ニュージーランドで初フィジオ

今日ニュージーランドに来て初めて
フィジオセラピーに行って来た。

目的はもちろん腰痛と
そして今回ここに引っ越して来て
新たに発生してしまった膝の痛み。

今の家は丘の上にあって
坂道や階段がとてもきついのだが
最初はただ「急な道が辛い」
というだけだったのに
2週間程前から膝が痛くなってしまった。
両膝の外側内側両方。

湿布でも貼って2〜3日放っておけば
治るだろうと思っていたのだが
痛みはなかなか治らず
朝起きた時はまだいいのだが
夕方〜夜になると痛み(鈍痛)が増し
ここ数日は痛み止めを飲んでしまうほど。
なのでここ1週間はウォーキングも控えて
家でストレッチしたり
膝痛にいいという運動をしてみたり。。。

痛いのとどこにも行けないのとで
段々イライラして来たので
色々な人に口コミで教えてもらった
フィジオに今日初めて行って来た。

50歳位の女性のフィジオで
明るくとても感じがいい。

まずは膝の痛みについて。
原因は私が思っていた通り
慣れない急な坂道や階段を歩いたせいで
普段使わない箇所を痛めてしまったらしい。
慣れない道を歩いたり走ったりするには
数ヶ月〜半年〜8ヶ月くらいかけて
徐々に慣らして
それに耐えられる筋肉を
作っていかないといけない。

毎日そんなに無理して
歩いていたつもりじゃないけど
今まで急な坂道や階段を日常的に
歩いたことなんてなかったので
段々膝に負担がかかってしまい
今回痛みが出てしまったようだ。

対処法は腰と同じで運動。
簡単だけど結構きつい運動を習い
それを毎日続けて少しづつ
強い筋肉を作っていく。
今は中止していたウォーキングも
また再開するように指示された。
ただし平坦な場所を30分程。
痛くても出来る範囲で動かすこと。

湿布も温湿布も全く意味がないと
バッサリ言われてしまった。
とりあえず今出来ることは
教えられた運動を地道に続けること。

そして腰痛について。
アデレードで慢性腰痛と脳の関係
専門的に治療しているフィジオと出会い
その先生のおかげで私の腰痛は
少しづつだが確実に回復した。

やっと信頼できる先生に会い
この20年来の腰痛を克服できるかもと
期待し治療を受け始めて間もなく
今回のウェリントンへの移動が
決まってしまった。

私はかなり動揺して
「どうしよう?この先生がいないと
またあの痛みが戻って来ちゃう」と
怖くて怖くて仕方なかったのだが
先生は「絶対君は大丈夫だから!」と
私を送り出した。

ニュージーランドで次の先生に見せるようにと
私の腰の状況がどんなで
今までどんな治療をして来たのかなどが
書かれたレターをくれたので
MRIの結果と一緒に
それを今日会ったフィジオに見せると
何とそのフィジオも
アデレードのフィジオと同じ
この本を持っていた。

なので話は早かった!
この著者のことも本の内容もよく知っているし
セミナーにも参加したことがあるという。
フィジオ自身も他の患者に
この本を用いて説明をしたりしているらしい。

なので私がこの本を知っていたこと
アデレードのフィジオが
私にこの本を用いて治療していたことを知って
非常に喜んでいた。
「すごくいい先生と会って治療していたのね」
と言ってもらえて
私もとても嬉しくて安心感が生まれた。

アデレードのフィジオのように
これを特別に専門的に治療している
フィジオではないが
少なくとも
この本に書かれている痛みと脳についての
知識を持ちそれに協賛しているということで
十分ではないか。

次に行くのは1週間後。
「次は今回よりももっと時間をとって
腰痛について話をしましょう」
と言ってくれたので
とりあえずこの1週間は与えられた運動と
ウォーキングを頑張ろう。

腰痛については
新しい国で何も分からず
なかなか先生を見つけられなかったので
ちょっとモヤモヤが晴れて嬉しかった。
あれだけ辛かった腰痛なので
今はまだ一人で乗り越えるのは怖い。
どうしたらいいかアドバイスをくれ
「君なら大丈夫だよ!」と言ってくれる
専門家の助けが今はやはり欲しい。
色々な人の助けを借りて
今までもそしてこれからも
この腰痛とは共に生きて行くのだろう。
時間はかかったけれど
人との縁には本当に感謝です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*