腰痛

ショックな言葉

今日友人とおしゃべりをしていた時
ショックなことを聞いてしまった。

私と友人には共通の友達がいる。
(ややこしいので友人をA
共通の友達をBと呼びます)
Bはとても忙しい人で
なかなか会えないのだが
Aを通じてその子の話はよく聞いていた。
そしてAもBに私のことをよく話していた。

Aは友人と言っても
私より50歳近く年上で
おじいちゃんのような存在の人。
Bは私よりちょっと若い女性。

Aとは週1位のペースで会って
色々な話をする。
最近はもっぱら私の腰痛の話が多いのだが。
Bとは半年に1度会うくらいだが
AとBがよく連絡を取り合っているので
私の腰痛の話題もよく出るらしい。

今日いつものようにAとランチをしていて
昨日のフィジオのことやら
また色々腰の話なんかをしているとAが
「今言うべきかどうか分からないけど
怒ったりがっかりしないで聞いてほしい」
と突然言いだした。

Aは昨日のフィジオの
「脳と痛みの関係」の話を
ちょっと笑いながら聞いていたので
それを否定する話だろうなと思っていたのだが
Aが言ったのは
「この前君の腰痛の話をBとしていたんだけど
Bはこう言ったんだ」
”君は海外にいて寂しくて
そんな中で注目を浴びたいから痛い痛いって
言っているのだろう”

たまにBと話した時は
すごく心配して気にかけてくれたから
まさかそんなことを思っているなんて
考えもしなかった。
最初は驚いて言葉を失った。
そしてそのあとに涙がこみ上げて来た。

私は自分の腰痛を
誰かに理解してもらおうなんて
全く思っていない。
ましてや注目なんて浴びたいどころか
隠せるものならこの腰痛を隠したい。
だからあえて誰かに聞かれるまでは
腰痛のことは自分から話すことはしない。
ずっとそう思って来て
よっぽど心を許した人にしか
深い話はしてこなかった。
自分の痛みやネガティブを他人に
押し付けるのは嫌だったから。

Bは本当にいい子で
私も大好きな友達の一人だが
私には「大丈夫?無理しないでね」と言って
他の友達には「注目して欲しいだけだよ」なんて
まさかそんなこと言ってたなんて
思っていなかったのですごくショックだった。

もしもBと毎日のように会ったり電話で
この腰痛について感情をぶつけたり
文句を言ったりネガティブなことを言っていたら
私もBのその言葉を受け入れるが
Bとは直接話をしていない。
私の状況なんて何も知らないのに
なんでそんな風に言うのだろう?

皆それぞれ考え方は違う。
当人でないとその辛さは分からない。
とてもショックだったが
それがBの意見ならそれはそれでいい。

でもこれではっきり分かった。
だから私はこの腰痛を人には話したくないんだ。
何かの本に
「腰痛を人に理解してもらおうと思うのは
やめなさい」と書いてあったが
全くその通りで賛同出来たから
私は極力話さないようにして来た。
日本にいる両親にさえ
ここまで苦しんでいることは話していない。

私は周りの人にこの辛さを
理解して欲しいなんて望んでいない。
なので勝手に想像して決めつけるのも
やめて欲しい。
Bはそんなに深い意味を持って
言ったのではないと思うが
私にはそれが深く心に突き刺さって
頭からその言葉が離れない。

「何も知らないくせに」と思うけれど
もう知って欲しいとも思わないのも今の本音。
腰痛に限らずだと思うが
痛みや病気の辛さは本人にしか分からない。
ほとんど話もしないのに
分かったようなことを言わないで。
勝手なイメージで私を作り上げないで。

そんなわけで
今日はとてもショックだった。
最近腰痛のことでは感情が定まらず
泣いてばかりだ。
私の心がもっと強かったら
Bの言葉もさらっと受け流せただろう。
もっともっと強い精神力が欲しい。

他人に話さない分
どうしてもこのブログで
不満や愚痴をぶちまけてしまいます。
それを読んで嫌な気持ちになった方がいたら
申し訳なく思います。

でも泣いてここに書くことによって
今の私の平常心は保たれています。
考え方は皆それぞれなので
それぞれの意見に反対はしません。
でも何気なく言った一言でも
本人は何の意味がなく言ったことでも
今回の私のように
ものすごく心に突き刺さり
きっと一生忘れられないであろう
悲しい言葉になったことは間違いありません。

本人が望むなら
話を聞いてあげるのもいいことでしょう。
でも本人はその人に治して欲しいと思って
話をしているわけではないのです。
お互いが思いやりを持って
接することが出来るのなら
それが一番いいのですが難しいですよね。
今日は改めて色々と
考えさせられた一日でした。
どっと疲れた。。。

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