腰痛

寝られない

夜中の3時に痛みで目が覚め
それから寝られなくなってしまい
只今朝の5時20分でまだ真っ暗。
夜明けまであと2時間弱。
寝られない時は
無理して寝るより起きていよう。
と思ってブログを書いています。

またひどい痛みが出てしまい
急遽予約を取り
フィジオと会ったのが一昨日。

名前を呼ばれ部屋に入るなり
「今日はじっくり話をしようと思うの」
とフィジオに言われた。
私のMRIを何度も見返し
腰痛歴を見返し
腰痛に関する質問シートを見返し
話を始める。

この20年間自分なりに
出来る治療は全てやってきた。
言われる様に運動もしてきた。
今回こそ手術を覚悟していた。
が。。。
やはり今回も強く手術については
否定された。
そして以前までは相変わらず
運動やピラティスを勧められていたが
今回の話し合いは違った。

フィジオは
「もうあなたはやれることは全て
試したわよね。今回は何か新しい事を
試してみましょうか?」と言い
提案されたのが
「ペインマネージメント専門の医師に
会ってみる事」。

つい最近ちょうど
「人生を変える幸せの腰痛学校」
という本を読んだばかりだったので
長引く痛みについては
痛みと脳が関係している可能性がある
という事は何となく知っていた。

そしてフィジオは注意深くMRIを見返した後
「もちろん痛みの原因になりそうな箇所は
写っているけれどそこまでのひどい痛みを
引き起こす様には思えない」と言い
さらに「最近あなたと話をしたり
患部に触れたり質問シートを見たりして
もしかしたらその痛みは
脳から来ているんじゃないかなと思うの」
と言った。

それを分かりやすく図で説明してくれた。
するとそれが全て自分に当てはまった!
最近は頭の中は腰痛しか考えていない事。
もう一生治らないだろうと思っている事。
何をするにも恐怖心がある事。
自分を役立たずだと思っている事。
常に旦那に申し訳なく思っている事。
などなど他にもたくさんあるが
挙げたらキリがないくらいネガティブな思想。

それらのネガティブが脳に伝わり
存在すべき以上の痛みの指令を脳が発する。
もちろん実際痛みがあるのは事実だが
我慢できないほどの
ここまでの痛みを作り上げているのは
自分自身かもしれない。
まさに腰痛学校の本に書いてあった通りなので
このフィジオの意見には素直に同意出来た。

そしてこの脳と痛みを
自分でどうコントロールしたらいいか
それを教えてくれるのが
「ペインマネージメント」らしい。
ホームページを見ると数週間に渡る
グループプログラムもあるようだ。
なかなか医師の予約が取れず
1ヶ月近く先になってしまうが
この医師が私の痛みを
どう捉えるのだろうか楽しみでもある。

全く初めての経験なので
どうなるのか予想もつかないが
ついにやっと新しい何かに挑戦出来るのは
気分的にもとても嬉しい。
今回出会ったフィジオセラピストは
今までの腰痛人生で会った人の中で
1番信頼出来る人だ。
こんなにも一患者のために時間を割いて
真剣に向き合ってくれる人は初めて。
20年かけてやっとここまで来た。
いい方向に進みます様に。

でもねでもね。
凝り固まった筋肉と同じ様に
凝り固まった脳をシフトチェンジするのって
ものすごーく大変だと思う。
腰痛学校を読んだ時も
「よし!気持ちを明るく入れ替えて
頑張ろう!」と思ったのに痛みには勝てず
「やっぱり痛いものは痛いじゃん」
ってまたネガティブになってしまったし。

現にブログを書いてる今も
痛くて寝られない(と信じている)から
寝られないわけで。
この脳の指令を止めるのって
相当大変な事だろうなと思う。
ペインマネージメントの先生は
どんな治療をするのだろうか。

私は祖母(96歳)と仲が良く
色々な話をするのだが
その祖母が私の腰痛を
ものすごく心配してくれている。
ちょうど昨日気分が落ちていた時に
祖母から手紙が届いて読んでいると
私を心配し励ましてくれる言葉が
たくさんあって
嬉しさと同時に何だか自分が
とても情けなくなってしまい
手紙を読みながら大泣きしてしまった。
そして電話をかけ話していたら
また大泣きしてしまった。

本来ならば祖母には
自分の健康の事を考えて欲しいのに
私が祖母の心配をすべきなのに
90を過ぎたおばあさんが
その半分の歳にも満たない孫の健康を
心から心配してくれている。
もうそれが情けなくて情けなくて。
心配かけたくないのに心配させてしまって
申し訳なくて。
そんな様々な感情で泣いてしまった。
やはり大正時代生まれの人は強い。
私の精神はなんて弱いのだろう。
「もう痛くないから心配しないでね」って
伝えられる日はやってくるのだろうか。
心配かけて本当にごめんなさい。

寝られない”への4件のコメント

  1. まさに、幸せの腰痛学校のようですね!痛みを過剰に感じすぎている。頭痛とか、ちょったお腹痛くてもそんなに気にならないのに、腰が一瞬、ピキッ!とするだけでも、あぁ最悪だ。今日も悪かった、、って憂鬱になったりするので。過剰に捉えすぎているのもわかるのですが、そんな気もするけど、でも痛い!!んですよね。。
    新たな出会いは、楽しみですね!またそのお話も聞かせてください!私も参考にさせてもらいたいです!!

    1. てぃもさん

      そうなんですよ〜!まさにあの本の通りだなって思いました。
      でもてぃもさんのおっしゃるように、あの痛さを知っているといくら気にしすぎとか言われてもやっぱり痛いんですよね〜。痛いものはどんなに考えないようにしても、痛いんです!そして頭から切り離すのはかなり難しいです。。。
      なのでペインマネージメントは半信半疑でもありますが、少なくとも何か新しいことに挑戦出来るのは嬉しいです。
      でもいつもそれに期待しすぎてしまうので、前回の注射の様にそれが効かないとガッカリ度も半端ないんですけどね。
      てぃもさんは今はどの様な治療をされているんですか?お互い今夜はゆっくり寝られます様に。

  2. 気づいたら、腰痛のことをネットで調べてみたりと無意識に腰痛に関わることばかり考えています。
    そうですよね。期待して、思った結果が出なかったときのがっかり差が。ネガティブに拍車をかけるというか、もう私の腰はだめなんだと落ち込んでしまうんですよね。でも何もしないと状況は変わらないし、特に脳のアプローチというか、メンタル面へのアプローチは新しいし、腰痛への向き合い方が変わったりするかもしれないチャンスですし、いい先生と出会えるとよいですね!
    私の治療はほんと、理学療法士さんに腰や足をほぐしてもらったり、家で腹式呼吸してみたりと大層なことはしていませんが、反り腰がひどいみたいなので、腹圧を少しずつ頑張ってつけているって感じです。普通の腹筋をしたら、腰痛がひどくなる気がして腹式呼吸止まりです。がんばりましょう^_^

    1. 私も日本にいた時は整骨院でマッサージや電気治療ばかりでした。
      効かないのは分かっているけど他に行く所もないし、行くと気分的に何となく良くなるので行っていましたが、なかなか自分の体と気持ちに合った治療法や医師を見つけるのは難しいですよね。
      反り腰って寝る時は特に辛いって言いますよね。私も今回ここまで酷くなって初めて、寝るのが辛いという状況がよく分かりました。
      腰痛仲間、お互い頑張りましょうね!

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