腰痛

慢性腰痛と脳の関係②

「慢性の痛み」のスペシャリストである
フィジオに初めて会ってから3週間。
(その時の様子はこちら

その間に一度
専門的な運動を教えてくれる
別のフィジオに会ったが
一昨日はスペシャリストのフィジオと
2回目の診察。

前回「君に起こっていることを
詳しく説明するから
次回は旦那さんを連れておいで」
と言われたので
申し訳なくも旦那に頼むと
休みを取ってくれたので
一緒に行くことが出来た。
ありがたい。

「痛みと脳の関係」。
私が説明しようとすると
すごく胡散臭くなり
怪しい洗脳のように聞こえてしまい
旦那はかなり疑っていたが
フィジオからの説明で
少しは理解してくれたようだ。

と言っても
私自身もまだかなり半信半疑だが
フィジオが言うように
「特に慢性的な痛みの場合は痛い痛いと
頭で思い込んでいる部分が大きいので
それによって実際よりも
さらに大きな痛みを自分で作り出している
可能性が高い」
と言うのも何となく分かる。

私の場合
実際に器具を使って
患部とそうでない部分とを
同じ強さで触っても
患部の方は2倍くらいの痛み(触感)に
感じるのだ。
実際はただなぞっているだけなのに。。。

なのでフィジオの言うことは
かなり当たっていて
頭では理解しているつもりだが
やはり実際に腰に痛みがある以上
なかなかそれを100%信じることは難しい。
「痛いものは痛い」のだ。

相変わらず与えられた運動は
もう以前から何度も何度もやっているもので
新しいものはないし
肉体的には特に変わったことはない。
3週間前より
体が柔らかくなってきたくらい。
フィジオはこれを誉めてくれたが
本当にこんな運動で良くなるなんて
そんな気がしない。
こんな風に考えながらやっていても
良くないのだろうなぁと思うが
どうしても考えてしまう。
そう簡単に脳は変わってくれない。

そして今回与えられた宿題は
「好きなことをもっとやること」。
「趣味は何?」と聞かれたので
「ピアノを弾くこと」と答えると
「じゃあ毎日必ず20分弾いて」
と言われた。
そういえば最近弾く気もしなくて
埃かぶってたな。

あとは今やっている
ウェーキングや瞑想の回数を増やしたり
椅子を使っての運動が追加された。
そして困ったのがうっかり言ってしまった
「キャンプ」。
「前はキャンプに行っていたんだけど
最近は痛みがひどいから行けない」
と言ったら
「じゃあ今週末行って!」だって。
いや〜腰の心配だけじゃなくて
冬は雨が多いし寒いし嫌じゃん。
かなり苦笑いしてたらフィジオに
「僕は本気で言っているんだよ」
と言われたが。。。
まあキャンプは行かないだろう。
こんな時期行きたくないもん。

あとは「いつか犬と関われる仕事がしたい」
と言ったら
「〇〇でボランティアはどうだい?」とか
「近所の獣医さんに行ってみたら?」とか
これまた色々言われたけど
私は一気に色々言われると
その勢いやプレッシャーに弱い人間なので
かなり滅入ってしまった。

誰かが私のことを強くプッシュする必要が
今の私にはあるのかもしれないが
それでももう少し私のペースでやらせてほしい。

とりあえず出来る範囲で少しづつ
やっていこうと思う。

その第一歩として今日は
かなり久し振りに以前通っていた
ヨガクラスに参加してきた。
今朝は寒かったし雨も降っていて
いきなり行く気が失せたが
せっかく起きたことだし
自分を奮い立たせて行ってきた!

その結果大満足!
痛くて出来ないポーズもあったが
久しぶりに体全体を伸ばして
ストレッチしてとても気持ちが良かった。
終わったあとは体も気持ちもスッキリ。
行って良かった。
これからも行ける時は行こう。
午後からは強風の中
ウォーキングも行ったし
今日はなかなか頑張ったな。

慢性腰痛と脳の関係②”への2件のコメント

  1. こんばんは!最近のブログを見ていると大分腰の調子が良さそうですね!あれだけ辛い日々が続いていたのに、自分の腰痛への捉え方次第で痛みのコントロールができているんですかね!?最近、痛むのが怖くて痛み止めを飲んだりしていたのですが、私も恐がりすぎずに、ぽんさんのように、良くなるよう訓練をしていきたいです!(*^^*)

    1. てぃもさん

      こんにちは。コメントありがとうございます!

      正直まだかなり半信半疑で頭のどこかでは
      「何か患部への直接的な治療法はないか?」と考えてしまうこともよくあります。

      でもこの20年間、出来るであろう治療は全てやってきたつもりなんですよね。
      今回かなり悪化して、最後の最後に期待した手術が出来ないと言われて
      相当落胆しましたし、これからどうしたらいいんだろう。。。と思っていた時に
      担当のフィジオから言われたのがこの、脳との関係だったんです。

      ブログにも書きましたが、小さいとはいえヘルニアがありそこに痛みがある以上
      やはりまだまだ恐怖心は捨て切れません。

      しかし他に直接的な治療法がない以上
      今はそれを信じてやってみるしかないのかなと考え方が少しづつ変わってきました。
      痛みがなくなったわけではないですし毎日恐怖との戦いですが
      人間というのは単純なもので信じる医師やフィジオに「大丈夫!」と言われるだけで
      本当に大丈夫なのかも、という気になってくるんですよね。
      もちろん私の腰の状態に限りますけど。
      でもこのブログを読んで下さっているてぃもさんが
      「大分腰の調子が良さそうですね!」と言って下さるということは
      きっと客観的に見ても良くなってきているんだろうなと分かり
      とてもとても嬉しかったです!ありがとうございます。

      脳との関係。。。一種の洗脳のようなものなのかもしれませんね。
      聞こえは悪いですが洗脳で良くなるのなら私としては万々歳です!
      まだまだ時間はかかるでしょうが半年前の状態に比べたら
      今はかなり良くなっているのが自分でも分かるので
      これを信じて頑張っていこうと思っています。

      てぃもさんの腰は今はどんな感じですか?
      痛むのが怖くて痛み止めを飲んでしまう、というのはすごくよく分かります。
      腰痛の痛みというのは本当に辛いですよね。
      どうぞお大事になさって下さい。

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