キャンプ旅行２日目。
この日も快晴で朝からかなり暑い！

今日の目的地はイネスナショナルパーク。
(Innes National Park)。
半島の一番先にある。

ポートビクトリアからは
車で１時間半程だが
色んな街に立ち寄ったので
２時間以上かかったかな。
昨日とは風景が変わり緑が多くなってきた。

ナショナルパーク入り口

ここは入場料支払いもキャンプサイト予約もオンライン制。
ビジターセンターにある機械でも出来るけど
事前にやっておけば立ち寄る必要もないので便利。

入り口の看板にも書いてあるけれど
１２月３１日はパーク内全てのキャンプサイトが満室！
ハイシーズンにここに泊まりたい人は
事前に必ず確認しておいた方がいいだろう。
私は２、３日前にサイトを見たら
空いているエリアが残り１つだったので急いで予約。
ギリギリ間に合った〜！
しかしこのキャンプサイトが後に問題となる。。。

女子にはかなり重要なキャンプサイトの
トイレ＆シャワー問題。
このパークのサイトを見ても載っていない。
そして色々な人のブログなどを検索し
大分昔の記事ではあるが
１箇所だけ温水シャワーがあるとの情報が！

なのでそこのキャンプサイトの
最後の１エリアを予約したのだが。。。
念のためビジターセンターで聞いてみると
「そこにはシャワーはないわ。
他の◯◯サイトならあるけれど５ドルかかるわよ」
とお姉さんに言われた。
あんなに調べて行ったのに
「シャワーがない」という言葉で愕然とし
◯◯サイトがどこなのか聞き逃してしまった。

ガーーーーーーーン。
シャワーないの〜？？？

とってもとっても残念だが
まあ半島先端のナショナルパークなら仕方ない。
キャンプサイトも１１ドルと激安だしね。

とりあえずキャンプサイトへ向かってみる。
絶景！

暑いからか期待してた動物は全然いなくて
見たのはエミュー３羽だけだった

キャンプサイトへ到着

私たちに与えられたのはこのスペース。
日陰もなくてかなり暑い

お姉さんのいう通りシャワーはなかった。
あるのはBBQエリアとぼっとん便所２つのみ。
ナショナルパークだし
１泊だし
海に入ればいいし
それはなんとか我慢出来る。

でも
でも
周りを見渡すと
キャンプサイトのご近所さんたちが
とっても賑やかそう。
そして隣がかなり近い！

みんな海水浴にでも行っているのだろう。
誰もいなかったから
どんな人たちかわからなかったが
テントや椅子の数から察するにかなり大人数。
そしてものすごい量の
お酒の空き瓶を発見してしまった！

シャワーもないような安いキャンプエリアだし
若い人ばかりだろうと思っていたが
私が想像するに
おそらく１０代後半〜２０代前半の
かなりやんちゃな若者たちの匂いがぷんぷん。

１２月３１日だし
そりゃみんなで騒ぎたいだろう。
真夜中の騒音も
さすがにこの日は注意出来ないよな。
私は今のアデレードの家でも
隣の騒音問題に悩まされ
ちゃんと眠れていなかったので
旅先でくらいはゆっくり寝たいと思っていた。
しかも何もないナショナルパークなら
静かだろうと決めつけていた。

そして決断した。
「ここに泊まるのはやめよう！」と。
せっかく予約したのに最後の１つだったのに
やっぱり真夜中のどんちゃん騒ぎに
耐えられる自信は絶対ない。

なので１１ドルのキャンプ代
もったいないことをしてしまったが
これが３０ドルとかなら我慢したかもしれないが
やはり安眠には変えられない。。。

そんな訳で泊まらない決断を下したが
１２月３１日昼過ぎ宿無し。
どうしよう。。。

でもまあ最悪どこも泊まれるところがなければ
アデレードに帰ればいいし
とりあえずは
ナショナルパーク内を散策することにした。

ここのナショナルパークは他のそれとは違って
メインはビーチ！
ちょっと走れば次々とビーチが出没。
しかもほとんど人のいない
プライベートビーチ状態！

私たちはドルフィンベイに止まって
ビーチに行ってみた。
このビーチが何とも美しい！

波はちょっと高めかな。
でもここもほとんど人がいなくて泳ぎ放題！

張り切って海に入ったが水は結構冷たく
慣れるまで時間がかかった。
しかしいつも思うけど
オージーってよくあんなに簡単に海に入れるよな〜。
日本人にはなかなか厳しい環境だ。

アデレードの海はどこも綺麗だなと思っていたが
ヨークペニンシュラは別格！
特に半島先端のここは本当に綺麗。
あんなに透明な水はなかなかないな。
ナショナルパーク入場料１０ドルを払ってでも
このパーク内のビーチに来る価値は大いにあり！

 

さてさてひとしきり波と戯れ
涼しくなったところでもう３時近く。
そろそろ今夜のキャンプ地を探さないと。
キャンプサイトの受付は
どこも大体６時には閉まってしまうので
リミットまであと３時間。
早くしないと！
しかも３１日で満室だらけときた！

さて無事泊まることが出来るのか？
それとも虚しく家に帰ることになるのか？

その３へつづく。