アデレード, オーストラリア, 日常生活

年越しキャンプ 3

さて前回のつづき。
12月31日午後3時。
未だ今夜の宿が決まっていない!
しかもキャンプサイトは満室ばかり。
どーしよう。

とりあえず
ナショナルパークを出て北上し
立ち寄る街全ての
キャラバンパークで
手当たり次第聞いてみよう。

パークを出て北西に向かい
まず立ち寄った小さな街。
海沿いにキャラバンパークが1つあったが
この半島で見てきた
海沿いのキャラバンパークはどこも
人で溢れていた。
そしてここは。。。
はい。
もちろんここも満室〜。

やっぱり内陸に行くしかない!
海沿いを離れ
何もない内陸を走っていくと
Minlatonという
ちょうど半島の真ん中あたりの街に着いた。

そこで唯一のキャラバンパークを発見!
しかもガラガラ!
到着時間5時40分。
まだ受付も空いている時間だ。

ウキウキで受付に向かうが
閉まっていた。。。
でも窓に電話番号が書いてあったので
かけてみるとスタッフが出たので
「今日一晩だけキャンプサイトに
泊まりたいんです」と言うと
親切にわざわざちょっと離れた
ご自宅から出てきてくれた。
ついさっき閉めたばかりだったらしい。
大晦日の変な時間に突然申し訳ない。

でもとても親切な女性で
「キャンプサイトなら空いているところ
どこでもいいから好きなところに
泊まっていいわよ〜」と言ってくれたので
1泊26ドルを支払い
何とか大晦日の宿を確保〜!!
良かった!!
年越しは絶対キャンプがいいって
ずっと思ってたんだもん。

やっぱりホリデーシーズンに
静かに過ごしたいなら
海沿いではなく内陸だな!

そんな訳でここがそのキャラバンパーク。
Minlaton Cabin&Caravan Park。
シャワーの水圧はそこまでなかったが
清潔感のある綺麗なバスルームだった。

キャビンには家族連れが何組かいたが
テントは他に1組だけ。
とにかくガラガラ〜。

私たちが選んだエリアには
鳥が1羽先客でいたがとっても人懐こく
全然離れようとしない。
地面は芝生なのでテント設営もラクラク〜。
木陰で快適な場所だった。

いや〜ほんと一安心。
これで静かに年が越せる。
ナショナルパークじゃなくここに来て良かった!
念願の年越しキャンプができる!!

大晦日の夕食はもちろんこれ。
年越し蕎麦!!
しかもアデレードではかなり贅沢などん兵衞特盛り!!

楽チンで美味しいという最高ディナーだった!
星もたくさん出ていてとっても綺麗だった。
昼間はあんなに暑かったのに
夜は気持ちいい風が吹いてちょっと肌寒いくらい。

テント内では特に何もやることなく時刻は11時。
私と旦那は疲れてグッタリ。
遠くの方で花火のような音が聞こえたが
「まあいいか」と思ってそのまま寝てしまい
あんなにこだわっていた年越しは
2人とも爆睡し年が明け
朝6時過ぎに
ものすごい鳥たちの鳴き声で起きた。

内陸なので綺麗には見えなかったが
キャンプ場からの初日の出

疲れたのか何もなくて退屈なのか
日が昇ると旦那はそそくさと片付けをしだし
あっという間に荷物をまとめてしまった。

途中犬の散歩途中のおじいさんに声をかけられ
「昨日来たと思ったらもう帰るのかい?」なんて言われ
このおじいさんがおしゃべり好きでなかなか
立ち去ってくれない。。。
どこのキャンプ場にもこういう人っているよな。
何週間か滞在していて暇なんだろうな。
きっと新しい人には声をかけたくなるのだろう。

なんとか話を無理やり切り上げ
9時過ぎにはキャンプサイトを出発した。

あとは家に帰るのみ。

周りには何もないこんな道を走ったり

海に寄ってみたり

1月1日なのでお店はどこも開いておらず
特に観光名所もなかったので
昼過ぎにはアデレードの自宅へ無事帰還。
洗濯機を3回まわし
夜にはキャンプで食べる予定だったカレーを食べた。

 

ヨークペニンシュラは
アデレードの街からも近く行きやすい所だが
「海水浴」や「釣り」に興味がない人には
ちょっと退屈かも。
なんせここの魅力は
とにかく綺麗な海!海!!海!!!
ここまで来て泳がないんじゃもったいない。

 

色々あったけどやっぱりキャンプは楽しい!
本当は1番行きたかったのは
北にあるフリンダースレンジだったのだが
そこは結構遠くアウトバックで
夏場はとにかく暑すぎるので
やめた方がいいと言われた。
ベストシーズンの春か秋を待って
次こそ行ってみよう。

クリスマスから年越しキャンプまで
あっという間に過ぎてしまった
楽しすぎるホリデーだった。

以上年越しキャンプでした。

 

 

 

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